【Jenkins】 ジョブのコピーをマスターする

CI/CD
https://jenkins.io/

はじめに

こんにちはSREエンジニアのMakiです。
Jenkinsでジョブのコピーをして似たような別のジョブを作りたいということはよくあるシナリオだと思います。
この記事ではジョブのコピーについて少し掘り下げて紹介します。

Jenkins ジョブのコピーをマスターする

コピーのパターン

  1. ジョブ単体のコピーする
  2. フォルダー内のジョブをまとめてコピーする
  3. 別のフォルダにある特定のジョブをコピーする

ジョブのコピーは上記のパターンに対応しています。

ではそれぞれ見ていこうと思います。

1. ジョブ単体のコピーする

一番オーソドックスなパターンで、特定のフォルダの中にあるジョブをそのフォルダにコピーするやり方です。

  1. コピーしたいジョブがあるフォルダまで移動します。
  2. 新規アイテムの作成からジョブ作成の画面を開きます。
  3. Enter an item name にコピー先のジョブの名前を入れます。
    kitten_image_generator_pipeline_copy とでもしておきます。
  4. Copy from に コピー元のジョブを入れます。
    kitten_image_generator_pipelineと入力。途中でサジェストされるので出てきたものから選択します。
    copy_01
  5. OK を押したらコピーが作成されます。
  6. 同じフォルダ内にジョブがコピーされて作成されました。
    copy_02

2. フォルダー内のジョブをまとめてコピーする

  1. ジョブの作成画面を開くところまでは同じです。
  2. Enter an item name にコピー先のフォルダの名前を入れます。
    step_up_jenkins としておきます。
  3. Copy from に コピー元のフォルダを入れます。
    ※ コピー元フォルダの絶対プロジェクトパスを指定しましょう。
    development/sakamaki_y と指定します。
  4. OK を押したらコピーが作成されます。
  5. 新しいフォルダが作成されました。
    copy_03

    • フォルダの中身もコピーされています。
      copy_04

3. 別のフォルダにある特定のジョブをコピーする

  1. ジョブの作成画面を開くところまでは同じです。
  2. Enter an item name にコピー先のジョブの名前を入れます。
    parallel_download_kitten_image_pipeline_copy としておきます。
  3. Copy from に コピー元のジョブの絶対プロジェクト名を入れます。
    development/sakamaki_y/parallel_download_kitten_image_pipeline
    絶対プロジェクト名はジョブの画面上部にあります。
    copy_04
  4. OK を押したらコピーが作成されます。
  5. これでフォルダをまたがったジョブのコピーもできました。
    copy_04

まとめ

ジョブのコピーのやり方は大きく分けて3種類です。

  1. ジョブ単体のコピーする
  2. フォルダー内のジョブをまとめてコピーする
  3. 別のフォルダにある特定のジョブをコピーする

是非使いこなしてみてください。

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