この記事ではフィードフォワードというテーマについて紹介します。

フィードフォーワードという言葉はご存じでしょうか?フィードバックはよく耳にしますよね。

この記事では、フィードバックとフィードフォーワードの違いを理解し、どのようにフィードフォワードをしていけばよいのかについて考えるきっかけを提供できればと思っています。

はじめに

こんにちは 悩みや不安を前向きな行動に変える内省の専門家のタカシユウトです。

組織論、特に内省についての研究をし、ウェブサービスの開発やワークショップの開催をしています。

このブログでは、日々学んでいる組織論や内省(リフレクション)の実践方法に関する情報、仕事で学んだことを不定期で掲載しています。また、エンジニアとしてキャリアを積んできた経験からITを使った自動化の情報等も掲載しております。

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フィードフォワードは未来からの学習プロセス

今日はフィードフォワードについて記事を書いていこうと思います。

フィードフォワードとは?

フィードフォワードという言葉はご存じでしょうか?フィードバックはよく聞きますよね。フィードバックが過去の出来事を起点に解決策を考えるのに対して、フィードフォワードは未来に起きる出来事を起点にして解決策を考えるの二つが違いとなります。

▼「フィードフォワード」の意味とは?フィードバックとの違いも解説

🔗 https://biz.trans-suite.jp/16354

フィードバックとフィードフォワードの違いについて解説がわかりやすかったのでリンクを載せておきたいと思います。他にもフィードバック、フィードフォワードについて検索してみるといろいろと情報が出てきますので探してみると面白いかもしれません。

▼フィードバックのやり方について考えてみた

/ja/journal/recommend/think-feedback

こちらのページでは、効果的にフィードバックをするためのやり方について私なりの考えを整理したものになります。良かったらご覧ください。

さて、次に進む前にフィードフォワードのポイントをおさらいすると、未来を起点にして考えるということになります。そして、先に私の考えをお伝えしておくと、フィードバックとフィードフォワードどちらかが良いということではなく、それぞれの特徴を踏まえて使いこなすことが大事だと思っています。

フィードフォワードで心掛けることは?

では、具体的にフィードフォワードで心掛ける必要のある事は何なのかについて、「いつも結果を出す部下に育てるフィードフォワード」という本の内容を踏まえて整理していきたいと思います。

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この本ではフィードバックの対比としてフィードフォワードの進め方について話が展開しています。そして、フィードバックは難しいスキルだという前提で全体の話が進んでいるのですが、どちらかというとネガティブフィードバックとの比較で書かれていると思います。ポジティブフィードバックと比較した場合にはまた違う表現になるんじゃないかと思っています。これから紹介する内容についてもネガティブフィードバックと比較した場合にフィードフォワードがどのような効果を発揮するのかという視点で読んでいただけると間違いが少ないと思います。

ネガティブフィードバック、ポジティブフィードバックについては中原先生のブログが参考になります。

▼ 「ネガティブフィードバック」とは絶対に言わない「ネガティブフィードバック」のやり方とは?

🔗 http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/9966

フィードバックとフィードフォワードの比較

では具体的にフィードバックとフィードフォワードにはどのような違いがあるのかについて、比較表で表現されていたので拝借いたします。

項目 フィードフォワード思考 フィードバック思考
目的 未来の改善 未来の改善
起点 未来 過去
成果 未来の記憶づくり 失敗の追体験
過去の記憶の臨場感強化
脳内の状態 前頭前野の活動が活性化 大脳辺縁系の活動が活性化
脳内物質 前頭前野へのドーパミン放出 ドーパミン抑制
ノルアドレナリン増加
得られるもの クリエイティブな発想
高いパフォーマンス
思考の抑制
低いパフォーマンス
当事者心理 楽しい/嬉しい 苦しい/つまらない

脳内物質がどのように放出されるのかまで踏み込んでいるのがなかなか面白いです。

フィードフォワードが必要な理由

フィードフォワードは未来に目を向けることで、自然と自分の課題を発見して改善できる。未来に目を向けることで一人一人が明るくなり、生き生きと変化しやる気のある状態になります。そして最終的にチームとして機能することで成果が上がっていくといことが大きなポイントです。

フィードフォワードの流れ

ではフィードフォワードはどのような流れで行っていくのか?

このようなプロセスを会話をすることで会話楽しい時間となり、自然と前を向くことができるようになるということが書かれています。

3つのキーワード

フィードフォワードは3つのキーワードで進められると書かれています。

  1. 最近どうですか?
  2. これからどうしますか?
  3. もっと先にはどうしたいですか?

この3つがキーワードとして書かれています。 まず初めに現在の状況から入り、未来へとイメージを膨らませていくという流れですね。

あくまでも未来に向けた記憶を作ることに終始します。過去の掘り下げは行いません。

抽象度を上げる

フィードフォワードをする際に会話をよく観察し、抽象度を変化させてあげるようにすることが上級者です。抽象度をうまく上がるようにすることで視野が広がり、より明確に未来をイメージできるようになります。抽象度のレベルは0~6までの7段階あると書かれていました。

特に0~3の段階にいる人の抽象度を高めてあげることがフィードフォワードをする人に求められることになります。

共通の未来を視る

フィードフォワードは組織において共通のゴールを見据えるためにも有効です。 組織にはいろんな価値観や考えを持った人がいますよね。その中でコンフリクトが起きるとしたら、見ている視点がそれぞれ違うということの要因が多分にあります。そんな時は抽象度をお互いに高めて会話をすることで、同じ視点で考えられるようになるのです。このようにして共通のゴールが見いだせるようになると、コンフリクトは解けるように解消されていきます。

抽象度を上げ下げすることをチャンクアップ・チャンクダウンと言ったりしますね。

▼ チャンクダウンとチャンクアップ

🔗 https://shirai-consulting.com/chunk-down-and-chunk-up/

ゴールの設定のポイント

フィードフォワードでは現状の外側にゴールを設定することが大事と書かれています。 ゴール設定のポイントは3つです。

コンフォートゾーンから離れたところにゴールを置くというのがポイントということですが、これはフロー理論ともつながる部分ですね。

▼ 「フロー」それは自己実現の法則

/ja/journal/recommend/flow-theory

ゴールはすべて尊重する

以上がフィードフォワードをするうえで心掛けるポイントの説明になります。フィードフォワードをする人はドリームキラーになってはいけません。相手のゴールはすべて尊重する姿勢を持ちましょう。

ORIMDでフィードフォワードをしてみよう

ここまで書いてみてフィードフォワードの目的は未来からの学びを得ることだと捉えることもできると思います。ORIMDのフレームワークで考えると決定→感情→解釈→意味→事実という流れで一緒に考えることで未来の出来事を自分事としてとらえられるように促してあげることがポイントだと考えています。

このフレームワークの青い線を思い描きながらフィードフォワードをしてあげることで、共通の認識を持ちながら未来を描くことができると思います。ぜひ試してみてください。

▼ORIMDについては下記の記事で紹介しております。

/ja/journal/reflection/effective-reflection-process

まとめ

いかがでしたでしょうか。改めて内容をまとめますと次のようになります。

  1. フィードフォワードとは?
  2. フィードフォワードで心掛けることは?
  3. ORIMDでフィードフォワードをしてみよう

このようなテーマでした。 ORIMDはフィードバック、フィードフォワードどちらを考える際にも役に立つフレームワークだと思います。 1on1の時などにORIMDのフレームワークを頭に浮かべながら会話してみてはいかがでしょうか。

Appendix(付録)

「内省と対話」について学びが深まる参考ページ

/ja/journal/reflection/reflection-and-dialog

/ja/journal/reflection/reflection-and-dialog-example

/ja/journal/reflection/orimd-loop

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U理論はフィードフォワードの考えと親和性が高いと思います。

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フロー理論を実践的に理解するのに役立つ本。

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1on1の進め方に関して理解を深めたい方におすすめ。


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