はじめに

こんにちは株式会社TIELECのタカシユウトです。 この記事ではOCIを使ってのネットワーク構築について紹介します。

この記事ではOCIネットワークの基本セットを簡単に構築する方法を紹介します。

基本セット

VCN : 仮想ネットワーク ┣サブネット : VCNの帯域を分割したもの ┣ルート表 : 外部へのアクセス経路 ┣インターネット・ゲートウェイ : インターネットへの出口 ┗セキュリティリスト : 外部へのアクセス許可または外部からのアクセス許可

OCI のネットワーク構築

キーワード

写真の場合すべてのネットワークからssh接続可能。

ネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)

ネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)は、VNIC(仮想ネットワーク・インターフェース・カード)レベルでセキュリティルールを適用する仕組みです。セキュリティリストと似た役割を持ちますが、より柔軟で細かい制御が可能です。

セキュリティリストとNSGの違い

項目 セキュリティリスト ネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)
適用範囲 サブネット全体 個別のVNIC(インスタンス)
粒度 サブネット内の全リソースに適用 特定のリソースに個別に適用可能
ルール参照 CIDR ブロックのみ CIDR ブロック + 他のNSGを参照可能
管理のしやすさ サブネット単位で管理 リソース単位で柔軟に管理
推奨用途 基本的なネットワーク分離 アプリケーション層やロール別の制御

NSGを使うべきケース

Oracleは以下の理由から、多くの場合でNSGの使用を推奨しています:

使い分けのガイドライン

実際の運用では、セキュリティリストで最低限のベースラインを設定し、NSGで詳細な制御を行うのが一般的です。

参考資料

ネットワーク簡単構築

  1. 仮想クラウド・ネットワークの作成 を選択して VCNを構築する。
  2. 仮想クラウド・ネットワークおよび関連リソースの作成を選ぶ oci_network_05.png
  3. VCNが作成される。 oci_network_06.png

以下のネットワークが一式作成される。

VCN
┣サブネット
┣ルート表
┣インターネット・ゲートウェイ
┗セキュリティリスト

これだけで 10.0.0.0/16 のネットワーク帯域を持ったVCNが作成され、VCN からのインターネットへのアクセスおよびVCN内への接続などができるようになる。 ただし、このままではセキュリティ上問題があるので、IP制御の設定をセキュリティリストに対して行っていく必要がある。

まとめ

ネットワーク構築時に仮想クラウド・ネットワークおよび関連リソースの作成を選ぶと基本的なパーツがセットで構築されます。構築されるものは以下の通り。 VCN : 仮想ネットワーク ┣サブネット : VCNの帯域を分割したもの ┣ルート表 : 外部へのアクセス経路 ┣インターネット・ゲートウェイ : インターネットへの出口 ┗セキュリティリスト : 外部へのアクセス許可または外部からのアクセス許可

参考ドキュメント

参考


関連書籍

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もっと深く学びたい方へ

この記事で、OCIのネットワーク構築の手順は理解できたと思います。

でも、実際のクラウド運用では「どういうネットワーク構成が適切か」「セキュリティをどう担保するか」「コストとパフォーマンスをどうバランスさせるか」という判断が求められます。

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