まとまりのない文章になる可能性があります。
でも、最近ようやく言葉にできたことがあるので、書いてみます。
ずっと引っかかっていたこと
ここ数年、SNSやnoteを眺めていると、ある種の収益モデルに対して「なんか違う」という感覚がありました。
情報商材、というほど露骨ではない。
プラットフォームとしては真っ当に見える。
でも、そこで売っている人たちを見ていると、どこか引っかかる。
最初は言葉にできなかったんです。
「胡散臭い」とも違う。「詐欺っぽい」とも違う。
でも、何か、違う。
しばらく考えて、ようやく出てきた言葉がこれでした。
「この人たち、信用を削ってないか?」
構造の話
具体的なサービス名は出しませんが、私が違和感を覚えていたのは、だいたいこういう構造を持っています。
- 購入前に中身が見えない
- レビューがアフィリエイトと連動している
- 「稼げた」という声だけが拡散される
- 売る側と買う側が循環している
別に詐欺ではない。
プラットフォーム自体は中立です。
運営が悪いわけでもない。
でも、この構造の中にいると、気づかないうちに「信用を先に消費して現金化する」という流れに乗ってしまう。
たぶん、そこに引っかかっていたんだと思います。
「信用を作る場所」と「信用を変換する場所」
ただ、ここで一つ補足があります。
私が違和感を覚えていた構造、あれ自体が悪いわけではないんです。
問題は、使う順番でした。
あの手のプラットフォームは、「信用を作る場所」ではない。
「すでにある信用を変換する場所」なんだと思います。
別の場所で丁寧に信用を積み上げてきた人が使うと、信用は減らない。むしろ強化される。煽らない。高額にしない。売らなくても困っていない雰囲気が出る。
「売っているのに、この人は売ることが目的じゃないな」
という余白が生まれる。
逆に、信用がまだ十分にない人が使うと、信用を前借りするしかなくなる。
実績がないから、「結果」「数字」「再現性」を盛る。
盛った期待値で売れると、「これでいいんだ」と思ってしまう。
結果、歪む。燃える。
この違いが、ずっと見えていなかったんです。
フェーズの話
いくつかの理論を踏まえて整理すると、こういう構造が見えてきます。
信用構築前:
外部での実績がまだ薄い。文脈がない。
だから期待値を盛るしかない。信用の借金経営が始まる。
信用構築中:
少しずつ信用が溜まってきている。
でも「早く成果が欲しい」という誘惑がある。ここで焦ると、迷走する。
信用構築後:
外部で検証可能な信用がすでにある。ブログ、実績、仕事、プロダクト。
その状態で売ると、「隠して売っている」ではなく「まとめて置いている」になる。
つまり、あの手のプラットフォームは、信用構築後の人が使う道具なんだと思います。
そのフェーズにいない人が使うと、おかしくなる。
順番を飛ばす人が目立つ
私が違和感を覚えていたのは、たぶん、プラットフォームそのものではありませんでした。
順番を飛ばす人が目立つこと。
そこに引っかかっていたんだと思います。
信用を積み上げる前に、変換装置を使おうとする。
でも変換するものがないから、期待値を盛る。
内部では評価される。でも外から見ると、何ができる人なのか分からない。
本人は気づかない。
なぜなら、内部の評価だけが物差しになっているから。
自分の価値観の話
ここまで書いてきて、結局これは「正しい/間違っている」という話ではないんだと思います。
私の価値観と、合っていない。
それだけの話かもしれません。
短期で刈り取る構造が好きな人もいる。
それで成果を出している人もいる。
否定はしません。
ただ、私はそっちに行きたくないな、と思っている。
その感覚を、ずっと言葉にできなかった。
今回、ようやく少しだけ整理できた気がします。
正直、この記事を公開するのは少し勇気がいりました。
誰かを批判したいわけではない。
でも、こういうことを書くと、どこかから反感を買うかもしれない。
それでも、自分の考えをクローズドな状態にとどめておくより、公開したほうがいいと思いました。
だから、記事にしました。