この記事ではセルフコーチングに役立つメソッドについて紹介します。セルフコーチングって具体的にどうやったらいいの?自分と向き合うってどうすればできるの?こんなことを思っている方に何かヒントになる情報を提供できればと思っています。是非最後までご覧ください。
はじめに
こんにちは 悩みや不安を前向きな行動に変える内省の専門家のタカシユウトです。
組織論、特に内省についての研究をし、ウェブサービスの開発やワークショップの開催をしています。
このブログでは、日々学んでいる組織論や内省(リフレクション)の実践方法に関する情報、仕事で学んだことを不定期で掲載しています。また、エンジニアとしてキャリアを積んできた経験からITを使った自動化の情報等も掲載しております。
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セルフコーチングに役立つORIMDメソッド
自分自身と向き合えないという悩みがある?
自分自身との対話を行いたいけれどうまくいかない、どうしたら効果的に対話できるのかわからないという悩みを抱えているという方は結構多いのではないかと思います。ですが、この自分自身と対話することの必要性や具体的なやり方を学ぶ機会については普通はなかなかありませんよね。だからこそ、内省を習慣的にできている人とできていない人が存在するし、内省する力の格差が存在していると思っています。
内省をやってみたいけれど具体的にどうやって進めていったらいいのかわからない。でも、自分自身の理解を深めたい、このようなニーズが存在しているからコーチングという職業が成り立っているのではないかと思います。では、コーチングを受ける人はどのようなことがきっかけでコーチングを受けようと思ったのかを考えてみたいと思います。
コーチングはハードルが高い?
コーチングを受けたいと思っている人が考えていることは「自分が本当は何をしたいのかがわからない、そしてその不安をどのように解消していったら良いのかわからない。それを誰かの手を借りてでも明確にしていきたい」という思いがあると思います。それから、自分自身と対話することの価値を理解してはいるもののセルフコーチングすることに限界を感じてコーチングに向かう人もいると思います。
一方でコーチングはそれなりにお金がかかるものですし、コーチングを受けて自分自身をさらけ出すのが恥ずかしいと感じている人もいるかもしれません。また、コーチングは人間の内面に対して対話を通じてアプローチしていくので本当に効果があるのかと疑問に感じている人もいると思います。
コーチングを提供しているコーチの方々は本当に自分自身の在り方を見つけることに対して真摯に取り組んでくれている方がほとんどだと思いますし、コーチングを受けることで自分自身の理解を深めることに確実に繋がっていくと思います。一方でコーチングを受けるまでのハードルって少し高いと感じており、もう少しカジュアルにかつ効果的に自分自身と向き合う方法が存在してれば、自分自身と向き合う行為自体も歯磨きのように当たり前の文化になるのではないかと考えています。
もっと自己対話をカジュアルに、より効果的に行うには?
私はどうやったらもっと自分との対話をより効果的に、かつよりカジュアルに実現できるのかということを考えていろいろと研究をしてきました。その中で作ったフレームワークとしてORIMDというものがあります。これは自分自身に対して、事実、感情、解釈、意味、決定の5つのカテゴリーに分けられた問いを順番に投げかけることで自分との対話を深めていくフレームワークです。
▼詳しくはこちらをご覧ください
実際にこのフレームワークを使ってワークショップを何度か行っているのですが、参加した方からは自然な形で自己理解につながっているという感想をいただいております。コメントをいくつか紹介します。
自分が意識できていない答えが出てハッとさせられます。
でも違和感がなくて、自分ってこんな事を思っていたんだと自己理解につながっている気がします。
最初と最後で全然思っていたことが変わることに驚いています。不思議ですね。
私自身もこのORIMDのフレームワークを使って頻繁に内省を行っているのですが、やるたびに新たな発見があります。もやもやしている思いとか、自分自身の取りたい行動が明確でないときにORIMDを通して会話することで、様々なノイズがフィルタリングされて、きれいな感情や価値観だけが残る感覚があります。
Webサービスとワークショップの紹介
Webサービス
私はこのORIMDのフレームワークを使って誰もがより自然な形で内省を深めていけるようになってほしいと思っています。そしてそれを後押しするためのツールとしてウェブサービス(リフクラ)を作りました。このツールを使って自分との会話をすることで、新たな自分を発見する楽しみを見出してほしいですし、自分自身の抱える悩みやもやもやをすっきりさせることに役立ててほしいと思っています。
▼リフクラ(RefCla)
ワークショップ
人は生きている限りいろいろと悩みを抱えるものですが、その悩みの解決策はいつも自分の中に存在しています。悩みをフィルターにかけて自分自身を発見するのはひょっとすると怖いと感じる人もいるかもしれませんが、本当は楽しいことです。これは初めて自転車に乗れた時の感覚と近いと思っていて、最初は誰かに後ろから支えてもらいながら恐る恐る乗っていた自転車も練習して自分ひとりで乗れるようになるととても楽しいですよね。内省に取り組み自分と向き合うということも最初は怖いかもしれないですが、そのあとにはきっと楽しいなと思えるはずです。
毎週土曜日にワークショップを開催しているので、自分との向き合ってみたいなとか、コーチングはちょっとハードルが高いけどセルフコーチングの効果的なやり方を学びたいなと思う方は是非ワークショップに申し込みをしてみてください。ワークショップに参加していただければ丁寧にナビゲーションしながら内省のやり方をレクチャーしていきます。自分自身と向き合う力を一緒に身に着けていきましょう!
▼【オンライン開催】悩みや不安を解消!内省体験ワークショップ
ワークショップでやっている内容についてはこちらで紹介しております。
雑記
この記事を書こうと思ったのはORIMDのフレームワークをもっと多くの人に使ってもらいたいと考えたときに「自己対話をしたい人はどこにいるのか」というテーマで内省をして導き出したものです。下記のようにアウトプットをしました。
まとめ
この記事ではセルフコーチングに役立つORIMDのメソッドとその活用方法について簡単にご紹介しました。自分自身との対話が苦手という方や、もっと効果的に自分と向き合いたいと考えている方に少しでも参考になる情報を提供できればという思いで書きました。定期的な内省でハッピーライフを過ごしていただけることを願っています。
Appendix(付録)
「内省」について学びが深まる参考ページ
- 内省の大切さを知って社会とのつながりの中で前向きに生きよう
- 内省をサポートするオンラインツール「リフクラ」
- 自分との対話を加速させるORIMDループ
「内省」について学びが深まるおすすめ書籍
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